ソマチットについて1 ソマチットへの誤解

こんにちは黒岩虎吾郎です。
こういったブログをやり始めた事からも私はオカルトが大好きです。

ただ、私の好きなオカルト及びその定義とは確実に存在するが理論では説明がつかないもの、もしくは理論が確立途中のものです。

プロジェクトハイキックで紹介したシーシャトル理論なんかは大好物です。


というわけで今回、科学的遊戯(SF)する対象としてはソマチットです。

この説はガストン・ネサン(Gaston Naessens、1924年3月16日 - )という人物により発見され、この方はその理論を活用して714Xという癌治療薬を作り、効果を発揮させて、何かから目をつけれらフランスからカナダへ移住、そこでも裁判にかけられ、無罪になるといった感じで実社会にも大きな影響を与えたオカルトです。

某雑誌のように斬新な説を唱えても、スルーされる存在ではなくて、実社会へ影響を与えたオカルトなのがちょっと違うところです。

彼が作った癌治療薬の理論において最も大事なのは何かというと・・・
ソマチットを観察して効果のある薬を見つけた。
という事です。

ここまではあんまり怪しい話ではないです。ただ、ソマチットというのは非常に小さい物質で彼自身が発明した3万倍率(分解能:150A=0.015μm)の光学顕微鏡(ソマトスコープ)によりソマチットを発見したしています。
ただ、この光学顕微鏡(ソマトスコープ)が疑問視されています。

本来であればネイサン氏の学説を精査するのであればこのソマトスコープに主軸が置かれるはずなのですが、例によってソマチットの方へ議論が傾くというよくある事態に陥っています。

ちなみに714Xという薬をWikipediaから転載すると
714Xは、カナダ在住の生物学者ガストン・ネサンがガンをはじめとする変性疾患を対象に開発した免疫力改善製剤で、カナダでは通常医療をやり尽くした末期のガン患者に対し、代替医療(選択医療)として合法的に認可されている薬剤である。
これは、窒素を主成分に、ミネラル塩、18種類の微量元素のほかに、成分のタクシー効果のためにカンファーが含まれている。
ガン治療における714Xの安全性および効果を評価した査読論文は存在しない。正式な臨床試験は行われていないし、症例シリーズ報告すら発表されていない。

となり怪しい薬なんですけど支持者が多く裁判に勝っちゃいました。


私がネイサン氏の理論面白いと思うのは
ソマチットを観察して効果のある薬を見つけた。
という事です。科学というのは理論にて成立しているように思いますが、違う側面を持っています。それは経験則より仮説を作り、事実を積み重ねる事により理論を作るという事です。

つまるところ以下のように解釈する事ができます。
・謎の測定装置にて血液をみるとソマチットという物質をとらえる事ができたみたい。
・観測結果、理論はよくわからないが秩序、理論だった動きをするみたい。
・人の健康でこのソマチットの状態は変わり、癌患者のモノは大きく違う
・ソマチットの状態を変化させようとしているうちに癌治療薬ができちゃった♪
・癌患者が藁にもすがる気持ちで使ってみて、効果が発揮したケースがでた。
みたいな感じだと思います。
おそらくは上記に近い事柄は理論はさておきとして事実ではないかと思います。もちろんネイサン氏が何を観測していたかという根本的な疑問はつきまといますが・・・

とはいえ量子力学に領域においては観測できないとというジレンマであるシュレディンガーの猫という有名な話があったりするのが難しいところです。

最後に癌治療薬714Xについてはソマチット動きを観測してできたもので、ソマチットが治療薬として効果を発揮しているわけではないという事です。
彼の理論の正否はさせておきとして、この事は間違って認識してはいけないと思います。

このソマチットに過去発生していたオカルトを組み合わせる事により、面白い理論がでてきていますので次はそれを紹介したいと思います。


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