ロリコンとは何か?

今回はロリコンとは世間一般でよく使われる言葉について科学的遊戯(SF)したいと思います。
基本的に私はこの言葉があまり好きではありません。理由はあまりにも多くの要素が含まれており解釈の範囲が広いからです。

日常においての問題ないレベルの嗜好すぎない範囲から犯罪まで非常に差し示す範囲が広いためです。そういった状況に一石を投じる意味を兼ねて今回はロリコンの定義をSFしてみたいと思います。


とはいえ、この試みは他者により過去に何度か行われております。そこで以下の2点をポイントにしたいと思っています。
A:リビドー(性的欲求)を伴わないモノはロリコンとしない。
B:社会に対する危険度を評価の基準として加える。

Bについては社会影響という項目で
〇:影響はほぼ無し、むしろ良い方向に働く
△:判断が難しく良い面、悪い面がある
X:あからさまに社会に悪影響を与える
という感じで評価します。

長々と話を書くのは苦手なので結論から書きます。
私が以下のように分類しました。
①無秩序型ロリコン
②ベドフェリア型ロリコン
③非合法型ロリコン実社会派
④合法、脱法型ロリコン実社会派
⑤非合法型ロリコン創作世界派
⑥合法型ロリコン創作世界派
⑦受動型ロリコン
では順番に書いていきたいと思います。

①無秩序型ロリコン 社会影響:X
これは正確にはロリコンであるかどうか疑わしいのですが、いわゆる暴徒とかテロリストなどの一般社会からかけ離れた価値観や、モラルや法的制約が吹っ飛んでしまった人が該当します。
もうひとつは極限状態や集団心理が働き価値観が狂ってしまった人です。

後者については現実を伴う切実な問題です。
宗教関係者の暴力と性的虐待、家庭内での同様の事例・・・どちらにしても暴力と性的に虐待がセットで行われやすいという点が特徴です。

恐ろしい事にこれは誰にでも発症する可能性がある事と自身の身内がそれの対象になる可能性がある事です。


②ぺドフェリア型ロリコン 社会影響:X
生理学的な見地からすると初潮前後の女性にリビドーを男性が感じるのは異常ではなくて、むしろ正常だとの事です。ただ、実際には社会のモラルや文化や教育などの幾つもの壁により、そういったリビドーは一瞬で消えてしまう人が多いでしょう、しかしながら広義の意味でいえばほとんどの男性はロリコンと言えるでしょう。

ぺドフェリア型の特徴としてはあからさまに初潮以前の女性にリビドー(性的衝動)を覚えるタイプで人間としての生殖本能が狂っている状態とも言えます。
2次や3次などの創作物限定のペドもいるでしょうが、現代の日本の文化においては彼らはぺドフェリア型には分類されないと思います。これは⑤及び⑥を記載するときに書きたいと思います。

このタイプは過去の歴史においても何度かトラブルを起こしている事が多く、多くの国や地域で法規制でガチガチ硬めています。自覚症状のあるかたは⑤及び⑥へ移行し社会との共存を図ってもらいたいと思っています。


③非合法型ロリコン実社会派 社会影響:X
この分類に値する人も社会への悪影響はかなり大きいです。円光ブーム、児童買春など過去に社会に悪影響を与えるトラブルを現在進行形で発揮しております。
ちなみに16才以下の女性と性交が日本で発覚した場合は警察のお世話になると思った方がよいです。また、16才~18才の女性についても保護者の了承なく性交を行えば同様のケースが想定されます。。

日本の法律の面白いところなのですが18才~20才の女性についてはどうかというと。結婚=合法的な成功の許可は保護者の同意が必要ですが・・・高校を卒業した女性については成人したとみなされる事が多いです。

初潮が始まる年齢である10才~15才の実社会の女性にリビドーを感じる男性がこのカテゴリーにカテゴライズされ、犯罪者予備群といってもよいと思います。これまた自覚症状のあるかたは⑤及び⑥へ移行し社会との共存を図ってもらいたいと思っています。


④合法、脱法型ロリコン実社会派 社会影響:△
これは16才~18才の実社会に存在する女性にリビドーを感じる、それらとの結婚=合法的な性交を目指す人と言ってもよいと思います。このカテゴリーにいる人の社会的な影響を評価する事は非常に難しいと思っています。
というのは現代の日本において結婚というのはセーフティネットの役割も持っているからです。その一方で一歩間違えれば完全に犯罪者の領域である③になってしまい。社会への悪影響がないかと言われれば確実にあると思います。


閑話:現代の日本においてロリコンであるメリットはあるか?
答え:ほぼないと思います。
これはみなさんあまり気づいていない事実なのですが、100年前の16歳の女性と現代の16歳の女性は同じ見た目をしていたか?という事がらに繋がっています。

ロリコン議論でよくでるのが昔は低い年齢で結婚、性交を行っていたという意見ですが年齢=女性の見た目=成熟度は昔と今では必ずしも一致しないという事です。
現代社会の40代の男性は昔に比べると確実に若い見た目をしていると思います。

これは20才以下の女性にも適合されます。実際のところ非常に負荷の激しいスポーツを行っている男性や女性のグループは老けています。贔屓目に見ても実年齢+3~5才といったところです。

つまるところ現代社会においての20才の女性は昔の15才~17才に相当する見た目と言ってもよいと思います。
実社会においてロリコンを実践にするにしても、創作物の世界に走るにしても昔の基準から見れば十分ロリコンの範囲に属すると思います。

これが良い時代になったというべきなのか、どうなのかはわかりませんが、無理をするメリットはほぼないと私は思います。


⑤非合法型ロリコン創作世界派 社会影響:〇
⑥合法型ロリコン創作世界派 社会影響:〇
この上記の二つのタイプは世間から白い目で見られるものの、実社会に悪い影響を与えるような犯罪を起こすような事はないどころか②~④の受け皿になれば、むしろ社会的には良い影響を与えると思います。
そもそも人間のリビドー(性的衝動)は本能+経験、学習効果で決まります。⑤⑥は創作物を好むわけですが、創作物というのは文化として成熟する過程でシンボル化、特異化し現実とはかけ離れていきます。

日本の創作物文化はレイプとロリコンが異常に充実しており、実社会で行われている実犯罪からは完全にかけ離れています。むしろ、そちらの世界に経験、学習効果で良さを覚えてしまうと②~④→⑤⑥へ変わります。
少し前に児童ポルノ禁止法の議論が起こった時も、この事が取り上げられ、完全に規制すると、かえって犯罪が増えるとの話がありました。⑤については上記の法律施行前は△でしたが、施工されてしまったので非合法ロリといいながらも疑似のモノしか入手できないという判断より〇にしました。

現代の日本において⑤⑥は成熟しすぎており、完全に実社会から外れ、別カテゴリーのリビドーとなってしまっていると思います。そのため、厳密な意味ではロリコンとはいえない状況なのかもしれませんが・・・
ちなみに海外エロ動画サイトについては3次ロリコンはHENTAIという別カテゴリーにとして取り扱われているかな?


⑦受動型ロリコン 社会影響:△
このタイプはまったくそっちの性的嗜好がないのに、そっち系の女性の誘惑にのってしまったタイプです。実際の行動を伴うので評価が下しにくいですが・・・時折、このパターンがあります。
そして、児童買春とセットでこの罠にハマってしまうケースや①に移行するパターンもあるため、評価が難しいです。


ここらあたりで終了したいと思いますが、ロリコンという言葉の解釈が非常に幅が広いという事を理解していただければ幸いです。実際には今回、カテゴライズされなかったモノもロリコンと言われるケースがあります。

ちなみに女性が自分より年下の女性に意中の男性を取られた場合も、その男性をロリコン認定する事が多いです。その一方で女性は永遠に若く見られた、若い存在でいたいという矛盾した思いも持っています。
上記がロリコン問題を複雑にし、解釈が浸透しない原因とSFします。